書かねばと思いながらここまで遅くなってしまったが、去年の振り返り記事。
作ったもの
2019年前半はコードは書いていたものの、これと言って何も公開できていない。当時は実力もまだまだだったと今でも思う。2018年末から仕事ではほぼ毎日コーディングする環境を手に入れることができたので、成果を挙げるために必死だった時期だった。なので全て下半期のリポジトリ。
自作Cコンパイラ
自作Cコンパイラ。セルフコンパイルまでは完成できなかったけど、フィボナッチ数列を計算する程度であれば出来るようになった。コンパイラ作成は一度経験しておくとプログラミングへの理解が深まること間違いなしなのでオススメ。
自作NESエミュレータ
NESエミュレータ。『スーパマリオブラザーズ』が動作する程度には完成されている。このエミュレータ制作にはかなり思い入れがあって、あと5年後にエンジニアとしてターニングポイントがどこだったかを問われたときに、真っ先に回答するであろう制作物はコレだと思う。それほど苦労した作品の一つだし、何より開発が楽しかった思い出が強い。
自作RDDB
一定の反響をもらったデータベース実装。この制作を通じて、抽象化が積み重ねられた究極のユーザ空間アプリケーションがデータベースではないかと感じた。既存のデータベースの実装はデータ構造やアルゴリズムの宝箱であり、一度は学ぶ価値が非常に高い。個人的には内容に満足できぬまま公開することになってしまったので、さらに新しいバージョンを鋭意製作中である。
こうしてみると車輪の再発明ばかりだが実装を通して学ぶことで定着度も高く、仕事では0→1が多いので趣味なら再発明でも良いと楽観的に考えている。
ブログ記事がバズる
今年は会社ブログに寄稿する機会を多くいただき、6本のエントリを執筆した(そんな書いていたのね…)。うち3本は幸いにも大きな反響をいただき、いわゆるバズることを経験した。バズリ自体には何も価値は無いけど、世の中の興味関心を少しでも刺激できたかと思うと、業界に一ミリ程度は貢献できたかなと自負できる。今後もより大きなインパクトを残せるように精進する所存。
そしておかげさまで社内でもブロガーと呼ばれることが多くなってきた。来年も引き続き寄稿したいですね。ただ正直に言うと文章を書くことは決して得意ではないので過度な期待はしてほしくないな、と。やはり本業はエンジニアなので結局はそちらで高い評価をされたいなという想いがある。職業エンジニアとしてはまだまだなので。
GitHubのスターをもらう
ブログのバズリもあって合計で50starsほどいただいた。やはりこちらのほうがエンジニアとしては嬉しい。プロダクションレベルのコードを書けるようになってきたという感覚はあるので引き続き頑張りたい。
職業エンジニアとして
12月よりサーバサイドエンジニアからiOSエンジニアになった。新卒入社した会社から一応サーバサイドエンジニアだったので、3年ほど経験したことになる。キャリアのどこかのタイミングでクライアントサイドの経験をしたいとずっと思っていたので、会社にも感謝しなければならない。担当するアプリケーションは変わらないが、クライアントサイドからアプリケーションを眺めることで、さらにエンジニアとして成長していきたい。
その他
健康診断の結果が悪かったので、エンジニアとしてパフォーマンスを高めていくためにも健康面には注意したい。体調を崩しがちなのをどうにかしたいし、お酒の飲みすぎによる失敗も減らしたい。
おわりに
総じて今年の自己評価は30点くらい。やはり振り返るとコードを書いた量が少ない。なので来年は今年の2倍の量のコードを書きたい。「量は質に転化する」という強い信仰を個人的に持っているので、まずは量を書くことから質を高めていきたい。
プライベートも忙しくなることを期待して2020年も頑張っていきます。