半年ほど前にZennにて、『仕組みから理解するGit』という本を販売していました。そういえば振り返りをしていなかったのでサラッと感想を書いていこうかと思います。せっかくなので、紹介も兼ねて売り上げも公開してしまおうと思います!
早速ですが、今年の2月-10月末までの売上は…
4170円
でした。
Xでのポスト以外は、特段マーケティングなどをしていないので、特に知名度のない人間としては、「まあ、こんなもんだろう」という感覚ではないでしょうか?しかし一度書いただけでそれ以降はほぼ作業をしていないため、半年間で5000円近くの間収益を産んでくれるので、個人的には結構嬉しいです😀
ほんの内容としては、Gitの仕組みをデータ構造やアルゴリズムに着目して、いわゆる基本操作(add, commit…)などの裏側で起きていること、また例えば下記は有料部分の一つの図ですが、内部の*.idxファイルという構造を文字と図を用いて、いかに効率的に探索できるかなどを紹介しています。
*.idxファイルの構造を示した図
そういった込み入った話題も含むため、販売価格は700円というそれなりに強気の価格で販売しています。69,617文字という薄い本レベルの文字数でもあるので妥当なのではと思ってはいます。値付けは安くしすぎないことも大切かなと思っています。一時期セール的に300円だったときもあるのですが、たいして売上に影響があるようには思えなかったので、戻しました。
執筆体験としては、さすがZennのプラットフォームとあって非常に優れているので、記事を書くときと同じように全くストレスがありません。そしてシュッと出版できるのでUXとしては最高だと思います。
一方で販売という観点で見ると、Zennでは本は無料版と有料版がほぼ同列に並ぶため、有料本は❤️を貰いにくいので上位にあがりづらいのかも?という感覚はあります。
https://zenn.dev/books/explore
上記は全期間における上位の本ですが、有料本は『Flutter実践入門』『【React+TypeScript】Netflixのクローンを作るチュートリアル』の二つのみのランクインになっています。二つの本の内容が優れていることは言わずもがなですが、『Flutter実践入門』はもともと無料だったこともあり、無料期間におけるいいねの数が反映されるので、上位に来ているという背景もありそうです。
Zennに限った話ではないですが、自分の本もリリース直後は一応Trendingに軽く乗っていた時期もありますが、なかなか見つけてもらえなくなりますね。まあ、このようにブログなどで自分でマーケティングをしていくしかないなとも思っています。ただ現時点のZennにおいては、無料で❤️を稼いで信頼度を蓄積し、それをもって有料化するというスキームは、ひとつ勝ちパターンかもとは思っています。僕はしませんが…
そろそろ執筆も疲れてきたので、このあたりにしておきます。最後に宣言ですが、無料公開している箇所だけでも覗いてもらって、❤️をもらえると嬉しいです!